死刑 or 無期懲役
2006-06-20


今日のニュースから。

山口県光市で起きた母子殺害事件の裁判で、最高裁が、高裁の判決(無期懲役)を差し戻した事により、死刑の確率が強まった、というもの。

詳しい事は分からないので、めったなことは言えないんだけど、前から疑問に思っていた事がまたわき出した。

それは、死刑の対局として無期懲役しかないのはなんでだろう? ということ。 まあ、多分法律でそう決まっているからなんだろうけど、なんで、懲役50年とか100年なんていう判決がないんだろう? 被告を死刑にできないのであれば、一生刑務所に閉じ込めておく、という判決があったっていいじゃないか。

無期懲役では、実質10年くらい(?)で出所が可能らしいじゃないか。 死刑の代わりに懲役10年でまた社会に戻れるなんて、あまりにも差が大きすぎる。

遺族の心境を慮るに、それくらいの重い刑量があってもいいと思うんだけどなあ。

まあ、自分なんかが思うほど、単純ではないんだとは思うんだけどね。

だけど、何となく納得できないよな。

[2006年6月度]

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